ここでは、末廣に寄せられたお客様からの声を一部ご紹介いたします。
当店では一人でも多くのお客様にご満足いただけるようなサービスを提供できるよう取り組んでいます。
Voice01 空色大好きさん
今年92歳で逝った母の買物は、「装身具はキシダ、贈答品はちまきや、台所用品は末広」が決まりでした。貧しい地方公務員の父の給料で専業主婦の母がなぜそんな事を？ともかく良い品をお金を貯めて買うという生き方だったのです。
母のもとを離れ主婦となった私に母のまねはできません。手近な安価な品で間にあわせていました。子供たちが巣立ち、ようやく家計が楽になったころ高齢になった母は鍋をこがしてだめにする事が多くなりました。その買い替えに末広に付きそって行った私が母と同じ鍋を買った時、母はとてもうれしそうでした。おまえもようやくわかってきたのねという気持だったのでしょう。
そういえば嫁入り道具の出刃包丁はあまり研ぐこともなく使っていたのを商店街の企画で包丁とぎを習う機会がありました。店の御主人がなつかしそうに扱って自分で研いで下さった。手あかで見えなかったその銘は「末廣」でした。40年近く経っていたのです。良い品を選んでくれた母の心に気がつかなかった日々が。
空色大好きさん、心温まるお話をお寄せくださりありがとうございます。
お母様の代から二代にわたって末廣をごひいきにしていただいているとのこと、大変うれしく思いました。私どもがお勧めする商品は、使えば使うほど愛着がわいて大切に使いたくなる、そんな道具であってほしいなといつも思っています。空色大好きさんのキッチンでは今日も末廣のお鍋や包丁が活躍してくれているでしょうか？
Voice02 竹トンボ爺さん
末廣で買った切り出し小刀。私が現在愛用している切り出し小刀は、数年前に末廣の店頭で買いました。
切れ味抜群で、趣味の竹トンボ作り、トンボ形竹トンボブローチの細工に大活躍。因に竹トンボは風の吹かない時に家の庭で上手に飛ばすと屋根のうえまで上がります。地元小学校の放課後、子ども竹細工教室でも活躍しています。
竹トンボ爺さん、いつも素敵なエピソードをありがとうございます。末廣は刃物の専門店として商いを始め、創業約90年になります。刃物の専門店ならではの隠れた逸品をお求め頂き、本当にうれしく思います。
また、子供たちの竹細工教室でも使っていただいているとのこと、空高く上がった竹トンボと子供たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。これからも、何かお困りのことやお探し物などがございましたら、何でもおっしゃってくださいね。