鎚起銅器(ついきどうき)

2018/08/10お知らせ

鎚起とは、金・銀・銅・錫などの素材を鎚(つち)で打ち起こす、200有余年に渡り受け継がれ、発展してきた伝統技法です。
鎚起銅器(ついきどうき)は、一枚の銅板を、大小さまざまな鎚やタガネを用い、焼鈍を繰り返しながら、打ち延ばし・打ち縮めという鍛金の技術を駆使して仕上げられます。銅には、水を浄化する作用が持っているので、銅製ケットルは、塩素臭のないおいしいお湯をつくることができます。
銅製茶筒は、気密性に優れ、お茶の風味を損なうことなく保存することができます。銅製急須は、全体に圴一に熱が伝わるため、茶葉の広がりもよく、お茶本来の旨みを引き出します。使い込めば使い込むほど、味わい深い風合いに仕上がっていきます。
また、万が一、落として破損しても再生が可能なので、一生使い続けることができます。ひと味違うお茶の味を、落ち着いた時簡にお楽しみください。

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